恐るべし 


iPod (05.3.5)
久しぶりに書く訳だが、下の3年前の書き込みがいかに先を見る目がないかを物語っている。
iPodは今や社会現象。そりゃ確かに軽くもなったし価格も半分以下だし容量も増えてるわけで、当時はまだまだ中途半端だったのは確か。しかしたくさんの曲を持ち歩くうれしさが想像できなかったのがくやしい。
03年に2代目が出て気がついたら買っていた。長距離ドライブには欠かせない。長距離フライトでもBOSEのノイズキャンセラ付ヘッドホンとの組み合わせが最高。ジムで脂肪燃焼にいそしんでいる間もお供してくれる。
そしてiPod shuffle。
シャッフルする機能は今までもいくらでもあった。でもshuffleがもたらしてくれるのは数千曲の中から選び出してくれた曲の「意外性」や「期待感」。今日はどんな曲選んでくれたんだろう...って感覚。こういう価値を商品にしたんだな...ってのが今度は理解できた。
2週間くらいで届くはずだったのが注文殺到のせいでしょう、1ヶ月かかってやっとApple Storeから届いた。iPodは車に、出かける時はiPod shuffleって使い方になるんでしょうか。
iPod (01.11.20)
重い!
そう気軽にポケットには入れられない。小型のMDやMP3と同じ感覚で見るとこれはまだまだ大きすぎ。HDが入ってるんだから無理ないが外付けHDとして見たら今どき5GBか?1000曲持ち歩いて嬉しいか?4万7千円?。いかにも中途半端な商品と言う気がする。厚さが1/3だったらそうは感じなかったかも知れないな。


常時接続ブロードバンドヒモ無し! (01.9.20)
iBook購入、AirMac購入、CATVのブロードバンドに接続。
環境がだいぶ変わりました。G3がメインマシンのはずだったのだけど、今やすっかり日常の使用はiBookばかり。そりゃ「ヒモ」から解放された気持ちよさは格別です。(電源コードは繋いでますけど)


NEW iBookはなかなかいいな! (01.5.20)
2nd Macが欲しくて、PowerBook G4に期待していたものの、デザインにちょっと疑問を持ち、購買意欲を書き立てられる事はなかった。ところが突然発表されたNEW iBook。これは一連のAppleのデザインの流れの上にあり、かなり良い感じだ。
Specも2ndで持つには十分すぎる。実にちょうどお手ごろのマシンが出てしまった。やばい。今度こそ手を出してしまうのか。他人に買わせて喜んでいたいところだが、今回は自分で欲しくなってしまった。
01年東京ミサの様子 (01.2.24〜26 幕張メッセ)
今年も幕張に行ってきました。業務多忙のため残念ながら教祖様の講演はパスさせて頂きました。
最終日の土曜日にもかかわらず「あれ?去年より入場者少ないんじゃない?」
当然24日発表された新製品群はチェック済み。水玉模様と花柄のiMacの存在は知っていました。そのせいではないか?と勘ぐりたくもなるのであります。
webチケット購入者に景品が当たるイベントの抽選会に臨んだ時のこと。いつもの顔、TBSの鈴木アナウンサーとMacFan滝口編集長の司会で抽選は滞りなく進んだのでありました。
抽選も終りに近付いた時、何を思ったか鈴木アナ、してはいけない問いかけを参加者にしてしまった。
「今度の蛇柄、花柄のiMac、欲しいと思う人!」
参加していたのは200人くらいだろうか。その内数人が元気に手を挙げた。
「許せんと思う人!」
参加者の約半分が一斉に両手を振りかざしブーイング。

日本の、特に熱狂的なMac信者達がAppleに対してはっきりとNOを突き付けた瞬間である。

NOなんだけどちゃんとみんな幕張には来ている。
暖かくて、厳しい信者達なのでした。こんなファンがいるはうちはまだ大丈夫。
この人たちが本当にそっぽ向いたら、わしゃ知らんよ。


東京ミサの様子 (00.2.16〜19 幕張メッセ)
教祖様Steve Jobsの相変わらず「熱い」基調講演はすばらしかった。
「どうだ!New Power Bookだ!」
『お〜!!』
「これでもか!iBook Special Editionだ!!」
『お〜!!』
「みなさん最高ですか〜ぁ?」
『最高で〜す!!』
(やばいやばい)

展示会場に突然現れた教祖様に最接近。その距離なんと3m。感激!

半年前にiBookを購入した教団員が嘆く。「何でHDもRAMも2倍でお値段据え置きなんだ」。地団駄踏んでいる。
でも今週末からいよいよ待ちに待った「iBookヒモなし生活(AirMac)」が実現するのは喜ばしいことだろう。

TBS鈴木アナはいたるところに出没して、いたるところで喋りまくっていた。この人本業は何なんだろう。ギャラは出ているのだろうか?
カンファレンスでは作品でしかお目にかかれない有名クリエーター達の貴重な話を聞くことができた。
Mac大好き芸能人達の姿もちらほら。年に一度の盛大なミサは今夜幕を閉じた。


りんご教団とは

りんご教団は林檎電脳の伝道師を中心とした危険な教団である。彼等は林檎電脳から次々と世に送りだされる魅惑的な商品を善良な一般市民の目の前にちらつかせ、霊感商法にも似た手口で言葉巧みに購入意欲をそそり、高額な商品を買わせていくのである。一度買わせたらそれで終わりというわけではない。 半年も経たぬ内に林檎電脳からはより魅惑的な次期型が発表され、りんご教団の勧誘はすでに所有しているものをつまらないものとして錯覚させ、買い換えを誘発するのである。


教団の世界観

世界を大きく4つに分け、世界のすべてがその4つの枠に属すると教えている。4つの枠それぞれに教団の教えを請う人々が存在する。

教えを日々の生活を豊かに過ごすために実践する人々のための左側の枠。より高度な創造のための右側の枠。定められた場所での行のための下の枠、身と共にいかなる場所に於いても教えに触れていたい人々のための上の枠である。

林檎電脳からは4つそれぞれに向けて異なった商品が準備されている。すでにその内の3つまでが世に送りだされ、確実に全世界に広がっている。そして最後の一つの枠がこの10月にうめられるはずである。

それぞれには教典が組み込まれているが、最新の教典は改訂版八ノ六である。早くも次の改訂版九が準備されているように、決して一つのところに留まることなく常に進化している。教典もまた無常であることを示している。

教団の世界観を示す曼陀羅

勧誘の手口
「あなた顔色が悪いのですが、何か屈辱に耐えて生きているのではないですか?」
 
「屈辱って?」
「例えば、何も悪いことをしていないのに『お前は不正をはたらいた...おまえの今までの仕事をすべて台なしにしてやる...』などとののしられているとか。しかも一日に何回も。」
 「げっ!なんでそれがわかるの?」
「あなたには窓の霊がとりついています。」
 「窓?」
「苦しみから解放して差し上げましょう。」

「何をイライラしているのですか?遅いのですか?」
 「やっ!一番速いものを使っているはずなんだけど。600だったはずなのに...。」
「こちらの500をお使いください。お安くしておきますよ」
 「500じゃ遅いだろ」
「あなたがお使いの600より2.94倍速いんですよ。我慢できますか?」

 「いや、だけどねえ、会社のやつと違うんですよね」
「会社のと違っていてはまずいですか?まさかあなた家に仕事を持ち帰っているのでは...」
 「たまにはね」
「たまにって週何回ですか?」
 「いや、そんなには...」
「月に何回?」
 「いや、年に2〜3回ってとこかな」
「そのためだけに数多くの我慢をするのですか?様々なものを犠牲にして。」

教団による被害の実態

神奈川県在住 S.K.氏の例教団の教えがまだ渾沌としていた頃、その世界観も秩序を失っていた頃からの古い信者であったが、教団がその基盤を固め、新しい世界観を打ち出したことによりいっそう教えに傾倒していった。
新しい世界観に基づく2つ目の枠に対する商品「G3」が世に送りだされたのが99年1月6日である。
日本時間7日の早朝世界電網によってその存在を知ったS.K.氏は衝撃に打たれ、2月には来日した教祖捨武成仏師拝顔のために千葉県幕張まで足を運んだのである。それでも簡単には教団の執拗な勧誘に落ちることなく、雑誌媒体等による誘惑にも堪えていたのだが、6月に新しい教典と共により速くなったG3はそんな彼の忍耐をいとも簡単に終結へと追い込んだのである。夏の賞与を待たずして多額の資産を失うこととなった。
G3はすばらしかった。3ヶ月間は...。
そう、たった3ヶ月後である。
G4が発表された。
より速くてかっこよくて安いのである。どうしてくれるんだ!


それでも教団は不滅

全世界で被害を受けている信者は数知れない。しかし彼等は教団を離れようとしない。林檎電脳の不振のためずいぶん長い間虐げられてきた信者達である。こんな苦しみをむしろ喜びに感じているかのようである。